銀魂というギャグ路線の濃い漫画を知っていますか?
この作品自体は、ギャグテイストがすごく濃い漫画で間違いないのですが、戦闘シーンもしっかりしており、時と場合によってはシリアスなパートとギャグのパートが、はっきり区別されて、ストーリーが展開していきます。
漫画の世界観は江戸時代と現代の機械が合わさった、不思議な世界観で掴みどころのない話がウリです。
今回は3人の中心人物についてお話していきます。
Contents
坂田銀時
どんな人物か・・
万屋(よろずや)銀ちゃんとという何でも屋を営んでいる、「白夜叉」という異名を持ち、名を轟かせていた伝説の攘夷志士である。
天然パーマの銀髪がトレードマークで、気の抜けた死んだ魚のような目つき、ジャージ着つつ片方だけ羽織った着物、ベルトと帯で留めているが靴はブーツという、ぱっと見変わった出で立ちである。
基本的に無気力でだらしなく、卑猥な言動や親父ギャグを連発しますし、お金にも汚い。
いいところがないように感じますが、「約束」だけは守ることを何よりも大切にしているので、たとえそれが物言わぬ死者と一方的に約束したとしても、半ば無理矢理に約束されたことでも、自分の命に代えても守ろうとする気概は侍という感じがします。
戦闘技術も剣術も超一流
攘夷戦争を潜り抜けた実力は、相当なもので作中屈指の剣術の達人です。
木刀であらゆるものを切断、粉砕することが出来て、銃弾をも跳ね返す技量をも兼ね備えており、優れた瞬発力・強靭なパワーを発揮しています。
髪の色が銀髪なので「白夜叉」と異名を付けられたくらいの実力であり、夜兎や戦闘部族の者たちとも互角以上に渡り合うほど戦闘能力は極めて高いのです。
木刀・真剣の二刀流を披露することもあり、その強さは宇宙最強の星海坊主(うみぼうず)夜兎族最強の神威にさえ、獲物として狙われ続けるくらいの恐ろしい戦闘能力を持っている。
常人をはるかに越える生命力、瀕死の重傷を負ったままでも戦い続け、生き延びる戦闘の勘も非常に高く、反射神経や敏捷性などの運動神経も人並みはずれている。
私自身、「るろうに剣心の緋村剣心」と「銀魂の坂田銀時」は一度でいいから、一騎打ちをしてもらいたいという願望があります。
叶うことはないでしょうが・・・。
趣味・趣向
以下に箇条書きでまとめてみました。
- 甘いものを定期的に摂らないとイライラするほどの甘党
- 白米に小豆一缶丸ごとかけて食べる「宇治銀時丼」が大好き
- 愛読書は「週刊少年ジャンプ」
- ゲームもレトロゲームから最新ゲームまでプレイ済み
- ギャンブルや賭け事が大好きで、ほとんど負けるが、たまに大勝ちする
趣味・趣向は人それぞれと言いたい所ですが、銀さんの場合はかなり偏っていて、特殊な例の趣味を持っています。
お酒も好きですが、めっぽう弱く、道端でよく倒れている描写が何度も作中出てきます。
いつもお金がなく、家賃を滞納している
これは、現代の社会にも多くいらっしゃいますが、作中の銀ちゃんのお金がない状態は異常なレベルで、万屋をやっているのですが、お金になっていない感じが作品から溢れ出ています。
ですが、神楽と新八を雇っているのでお給料は払っているのでしょうが、渡しているところを見たことがないため、もしかしたらお金を払っていないのかもしれませんね。
払っていないとも書いてませんし、払っているとも書いていないので、謎の部分ではあります。
しかし、本人はいつもお金がなく、家賃の支払いにいつも困っている主人公です。
神楽
夜兎族という戦闘狂の種族、実はジャンプ史上初の・・・
ある事件をきっかけに、よろずや銀ちゃんに住み込みで働く、宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎族(やとぞく)の生き残りの数少ない少女である。
その肩書きも大袈裟ではなく、作中やよろずや内などでも、戦闘力の高さを遺憾なく発揮する場面が数多く描写されている。
青い瞳と透き通るような白い肌が特徴的な美少女で、普段は様々な種類のチャイナ服を着ていることが多く、チャイナ娘と呼ばれることがある。
また・・ジャンプ史上で初めて「ゲロを吐いたヒロイン」であり、特にゲロインと省略されて呼ばれることもある。
神楽の性格
両サイドに三つ編にしてまとめており、可愛らしい見た目でありますが、「激辛チャイナ娘」と呼ばれるほどに口が悪く、ぶっきらぼうで態度で、自己中心的な行動や発言が多いです。
しかし、定春を含む可愛い動物の面倒をみることを好んでおり、赤ん坊に自ら母乳を与えようとする母性的な面もかなり強く、優しい一面を持っています。
見た目や容姿に反して、年齢の割りに大人びた発言やサバサバとした発言が多いですが、可愛い服装や可愛らしい小物やアクセサリーを欲しがったり、虫が苦手、バレンタインで恥ずかしがりチョコレートを渡せなかったりと年頃の女の子の反応を示すことがある。
また恋愛に興味がないわけでもないような言動も垣間見えますので、見た目以上に大人な考えをしているように見えたり、銀時の言葉に振り回されて鵜呑みにしたりなど、年齢よりも幼く無邪気な面を見せてしまうこともある。
神楽のポリシー
夜兎族の圧倒的な戦闘力が特徴的な戦闘スタイルですが、生き物の命を奪う行為や行動には非常に嫌悪感を抱いており、たとえ相手が敵であろうと、その相手を殺さないように手加減をして戦っています。
夜兎の特性で凄まじい食欲の持ち主であるが、お子様ランチなどの「チャラついた食べ物」には一切興味がなく、子供向けの味では満足いかず、何事も”味”がしっかりとされていないとダメだというポリシーがあります。
好きな食べ物は、卵かけご飯やお茶漬けなどの炭水化物と駄菓子の酢昆布であり、食欲は銀時や新八も呆れるほどの大食漢であり、銀時からは「胃拡張娘」とも言われているほどである。
自分の飼う生き物に関してですが、「定春~号」と名前を付ける癖があり、神楽に飼われるペットは同じ名前を持っています。
志村新八
ひ弱そうな少年だが侍魂がある
銀時の下で侍とは何か・・侍の魂を学ぼうと銀時の下で働く、眼鏡をかけたひ弱そうな少年、作中では数少ないツッコミ担当であり、本人も常識人であるためツッコミがかなり的確に光ります。
しかし、侍魂を学べると思って入ってみたものの、侍について学ぶ機会がなく少しだけではあるが、万屋に就職したことに後悔を感じている節が頻繁に描写されており、銀時に対してたまにではあるが軽蔑の眼差しを向けることもある。
存在感が薄く、「ダメガネ」「へたれ」などと揶揄されることが多々あり、最近では「メガネ」が本体と認識されている模様である。
これが幸を生む結果になったりする場面があり、一概にメガネをバカに出来ない・・たとえば、敵に襲われていても体が本体なのにも関わらず、実際、傷つけられることなくメガネだけを壊されたり、変わった出来事がよく起こる。
ちなみに志村新八の名前は、新撰組二番隊隊長の「永倉新八」と「志村けん」から取ったのが名前の由来である。
新八の性格
基本的には純粋で優しく誠実であるが、時には銀時や神楽と一緒になって悪ふざけをしたり、悪ノリをしたりします。
作中では語り部だったり、依頼人の交渉にあたることも多く、接客が得意な性格が功を奏してか、対人担当みたいなところはある。
その接客に得意な反面、レジ打ちだったり、細かい作業をすることが苦手だったり、計算する物事が苦手の節が・・ツッコミに関して言えば、容赦がなく、感情的に相手のダメなところをとことんダメだしするようにも思える。
身体能力や戦闘能力
実家が剣術道場をやっており、「恒道館」で幼い頃から剣術を学んでおり、腕前はかなりのもので、腕力もあり、得意技は鼻フックと変わった技を持っている。
戦いの場では眼鏡を常にかけており、極度な近視ではないが本来の実力を発揮するためにもメガネは必須アイテム。
一般人と比べるとですが、戦闘能力という点では非常に高いものを持っており、銀時の窮地を救うなどの活躍もみられ、銀時にも「オメーはやれば出来る子だと思っていた」と賞賛を受けるくらい信頼されている。
周囲の戦闘力が高すぎたため、目立つことはなかったが、物語が進むに連れて、神楽と共に強くなることを決意、そしてお互いに修行に励んでいる模様。
真剣の扱いもおぼろげだったが、慣れてきていて敵をみね打ちで一撃の元に切り伏せられるほどの技量をも習得している。
その脅威的な強さによって、白夜叉の弟子から「夜叉の童(おにのこ)」という異名を神楽と共に称された。
数々の強敵を相手にしてきて、周囲の戦闘力にも引けをとらない成長を見せている。
いかがでしたでしょうか?
個性的なキャラクターが満載の銀魂は今もなお、人気の侍ギャグアニメとして話題が絶えません。
一度見てしまうと最後まで見たくなるような、中毒性の高いアニメであるので、面白い漫画を探している方には特にお勧めできる作品です。
下品な言葉も時には出ますので、そこが少し注意点・・それがウリでもある作品なんですけど・・
今回はここまでです。