今この時代だからこそ、レトロゲームの価値が高騰している・・みたいです。
レトロゲームといえば、最新のゲーム(PS4やSwitch)に比べるとグラフィックはしょぼいし、ゲームとして達成することや出来ることが極端に少ない。
結論から言いますが、現代ゲームには現代ゲームの良さがあり、レトロゲームにはレトロゲームの良さがありますので、一概にどちらのゲームが絶対面白い!片方はつまらないからやめておけ、ということをお話しするわけではありません。
今回は現代のゲームにはない、レトロゲームにスポットをあてて、いくつかの魅力をお話していきます。
Contents
レトロゲームと現代ゲームの比較
まずはレトロなゲームというのは現代ゲームと何が違うのか、どんなゲームだったのかということからお話します。
レトロゲームってどんなゲーム?
簡単に言うとグラフィックがドット絵であり、ゲーム音がピコピコと機械音であれば、それは間違いなくレトロゲームと呼べるでしょう。
ファミコン、スーパーファミコンは間違いなくレトロゲームですね。
レトロゲームの面白さとは、どんなところか?
言っておきますが、レトロゲームは面白いけど、現代のゲームは面白くないということではありません。
そういう単純なことではなく、今の若い世代にとっては現代のゲームが普通であり、レトロゲームなどプレイする気にもならないと思います。
ファミコン時代のゲームなどはグラフィックが酷すぎてプレイすることすらない感覚でしょう。
育ってきた時代・環境を抜きにレトロゲームの面白さをお伝えするとしたら、昔のゲームという文化そのものなのではと私は思っています。
ファミコンやスーパーファミコンを長くプレイしてきた人なら、私のこの感覚は分かると思いますが、ファミコンは今のゲームと比べるとしょぼい感じがします。
例えば、ファミコン版のドラクエ1をプレイしたことがあるのでしたら、初代勇者の向いている方向は常に正面だったことを覚えていますか?
現代のゲームと比べると考えられませんよね。
ただ、今振り返ればということであり、当時はそのドット絵で描かれていたグラフィックに夢中になっていたんです。
現代のゲームでは感じられないこと
ゲームというのはなぜみんなプレイしたがるのでしょう?
根本的なことを考えると
「ゲームというのは疑似体験することが出来るもの」
リアルの世界では体験できないような、非日常を体験することが出来るのがゲームであり、それがゲームの一番の「面白さ」ではないでしょうか?
現代のゲームはリアルになりすぎていて、「疑似体験することが出来るもの」ではなくなり、ほとんど身近のリアルに起こり得そうなことを題材としているゲームが多くなっています。
ギリギリ疑似体験で留まっているのはファミコンやスーパーファミコンであって、そうであったからこそ、リアルに体験・体感出来たのだと考えています。
確かに昔のゲームはビジュアルも音楽も現代のゲームと比べてしまうと酷く、言葉を選ばずに言ってしまえば、結果雑な作りになっていたのは事実です。
ビジュアルが酷いからこそ、人間の想像力が掻き立てられてゲームの世界へ没頭することが出来たのではないでしょうか?
しかし、現代のゲームにもレトロゲームの感じを再現したゲームがいくつかありますが、代表作としては、ドラクエ11(3DS限定版)の2Dモードとオクトパストラベラー(Switch限定版)というRPGです。
この2つのゲームは現代の技術のドット絵で作られており、素晴らしい音楽で作られています。
ですが、ファミコンのドット絵には敵いません、明らかにファミコンを制作していた頃の方が素晴らしい技術でした。
現代のゲームの良さ
昔のゲームよりも今のゲームの方がクオリティが高く、様々な面でボリュームもあって力の入れ込みようが違うのも確かです。
完成度という点では現代のゲームに軍配が上がり、圧倒的に高クオリティでしょう。
高い完成度であればあるほどにゲームのやり易さ、体験のし易さ、ゲーム初心者に考慮されたチュートリアルなどが良い例で現代の人たちのゲーム浸透率は昔のゲームの非ではありません。
そういった意味では現代のゲームはとても素晴らしい作品と言えるでしょう。
ただ、やはりレトロゲームは面白い
ここでもう一度言いたいのですが、レトロゲームの面白さを話します。
昔のゲーム自体、現代のゲームと比べてしまうと見劣りする部分が多数見受けられますし、その改良された形となっている現代のゲームが、レトロゲームよりも浸透しているのも確かです。
今の人たちに昔のゲームをクリアしてみてくださいと言っても、絶対クリアすることが出来ない超難易度の高いゲームがあったのをご存知でしょうか?
ファミコンの無茶苦茶なゲームバランスにより、未だにゲームクリアすることが難しいゲームが数多く存在しています。
裏技や裏テクニックが流行っていた昔は、バグを利用したものも「技」と呼ばれていました。
やりこみ要素やストーリー、世界観を表現するBGMなどは現代ゲームには敵いませんが、レトロゲームの無茶苦茶なゲームバランスの面白さもあるのではないでしょうか?
もし機会があれば、プレイしてみるのもよいかもしれません
今回はここまでです。