新卒で上京してから数十年…みなさんは東京ってどんな場所だと考えていますか?
東京に来て数日で朝の必須アイテム、目覚ましを平手打ちで壊しました、とり(@tori_tori01)です。
東京は住みづらい、家賃も高いし、何より友達がいない、心細い。
上京しようと思っても、なかなか一歩を踏み出せませんよね。
今回の記事は、私自身が東京にこだわる理由についてお話していきます。
この記事を読んで、東京住んでみようかな、東京にとりあえず行ってみようかなと行動の後押しが出来れば幸いです。
私が北海道から東京に来た時、あらゆるギャップがあり、衝撃を受けた記憶があります。
人の多さ、賑やかで落ち着かない街並み、複雑な路線図、Gなどの虫類…。
もう、デメリットだけしかない第一印象でイメージは最悪。
一見すると悪いことだけですが、東京にもいいところはありますよ。
就職で上京し、東京に住んでから十数年経ちますが、未だに東京に住み続けていまして、結論から言いますと、間違いなく東京に住むべき。
学生(大学・短大・専門・高校)を卒業したら、すぐに住めるような環境に自分で飛び込むということが、人生の難易度を少し下げてくれる方法ということ。
東京に住むということ、それは、多くの刺激を受けることが出来るということ。
成長が大いに期待出来て、人間力が上がり、素晴らしい経験が出来る、メリットだらけです。
それをこれから、詳しくお話していきます。
Contents
東京に住むメリット
東京は自分の価値観が合う仲間、人がたくさんいること
「気の合う仲間」欲しくありませんか?
東京には色々な人がいるので、あなたに合う人と会う可能性は高い。
人がたくさんいるということは、地方より自分と同じ趣味や価値観を持っている人が相対的に多いです。
絶対的に人の数が違うので、より多くの人にめぐり合う可能性があり、たくさんの人と出会えることにより、人生の濃密度を高め、深めることができます。
自分の価値観が認められる場所、自分が求めている価値観の人に巡り合う事、人生を豊かにする原因でもあり、あなたが最も心の底から求めているもの。
故郷の生活が私にはそこまで合わなかったのです。
地元札幌の生活が好き・嫌いという感情論で言っているのではなくて、不自由なく、楽しく生活していましたが、物足りなさをずっと感じておりました。
価値観が同じと思える人が全然居ない、そのことにより居心地が悪く、住みづらい印象で、目的意識が近い人がいないと、自己主張する機会もなく、笑っていても違和感を感じていました。
大学卒業も近付き、このまま札幌にいることが、自分のためになるのだろうか?と毎日自問自答し、考えていましたが、その考えは払拭されることになりました。
そんな日々を過ごしている内に、「東京に行けば何か変わるかもしれない。」と直感ですがそんな考えが頭をよぎったため、東京に行くきっかけとなりました。
本当に安易な考えでしたが、今ではそれが納得のいく選択が出来たと考えられるようになりましたね。
大学卒業後は横浜の方に就職し、そこで型破りな価値観を持った人と出会えたことが、人生の肥やしになり、現在も東京で生活しています。
「なぜこの人はこう思っているのか、こう考えているのか」と独創的なアイディア、社会性などを日常的に目の当たりにし、その結果、常に考えさせられる環境に身を置くことが出来たことによって、自分の成長にも大きく繋がってきました。
これだけを理由に東京に住むことを考えても、これからの人生経験として、大きな財産になります。
あくまでも私の体験談ですが、経験して損することは絶対にありません。
経験し、自分の中でどう噛み砕くかが問題であり、東京は自分の価値観を表現するという点でも、色々な意見が聞けるため素晴らしい環境です。
私と同じ気持ちで、東京に出てきている人もたくさんいるので、価値観が近い人もすぐ見つかりました。
もし、あなたがこれから何かしたいこと、やりたいこと、目的がはっきりしている場合や目的がはっきりしていない場合にも東京という街は色々なものを経験させてくれるはずです。
東京は公共の交通機関が非常に発達している
移動に時間をかけるなんて、勿体無いです。
地方に住んでいる時には必ず車が必要で、バスなんて一時間に1本とか数本でして、行きたいところに行くには、車が必須だったりします。
ところが東京は公共の交通機関が豊富なので、安心してください、特にJRや地下鉄がとにかく多い。
車という選択肢もありますが、維持費がすごくかかってしまい、住むことを考えると現実的ではないため、東京ではおすすめしません。
近場にすぐに行きたい時や遠出をするにしても、交通機関がしっかりしているので、移動に無駄な時間をかけずに、すぐ移動できる点も東京だからこそ。
東京でいけない場所はほぼありませんし、急な呼び出しにもすぐ対応できるでしょう。
交通機関が充実しているおかげで、友人との信頼関係の構築もさほど労力なく、築くことが出来るでしょう、信頼関係に労力という表現は少しおかしいですが、やはり人と会うことにも多少ですがパワーを使うのです。
会ってからパワーを使うのは楽しい時間のためいいとは思いますが、会う前からハードルが高いと友人との交流を深めるのも大変。
友人と会う時くらいは、気軽にさくっと会って、楽しい時間を過ごしたい、そう思うと交通機関の発達や充実は必要不可欠ではないでしょうか。
時間をどこに使うかというのは、人生においてすごく大事な部分に相当しますので、交通機関が優れているというだけで、短い人生をより有意義に過ごせることにも繋がります。
東京は人生の経験値が大幅に上がる
経験を積まずに20年後の自分のことを考えてみてください、今よりも自分の力をもっと向上させたいと思いませんか?どうでしょう?
世界的に見ても、東京という街自体にとても価値があることが分かっており、生活水準もかなり高い大都市です。
地方にいる時には全く気付けなかったことが気付けたり、大事なことが見えてきます。
東京で実際に生活することが一番大変ですが、それを経験したからこそ、地方での生活のありがたみを再認識することができます。
自分の住んでいた街以外で住んだことのない人は、住んでいた街を素晴らしいと認識することは困難です。
実際に東京に住んで、損した人も多くいるかと思いますが、東京での生活を経験して、そこから伝えられることもたくさんあります。
ネガティブなことを、ポジティブに変えられる強さや柔軟さを学ぶことに関しては、うってつけの場所となるのが東京です。
東京での生活の経験はその何倍も多くのことを教えてくれ、経験を積むことに最適だと言えます。
経験を積まないでいいと思うことは、大きな機会損失ですし、切磋琢磨するライバルや一緒に大変な環境で生活する仲間がいるだけでも、大きな経験になるはずです。
なので、経験を積んで自分が成長すること以外は損するだけだと考えて間違いないでしょう。
東京に住むデメリット
地方の良さが身に染みる、地方の良さを再認識できる。
最初は東京に住み始めて、すぐに帰りたくなる時があります。
それは仕方がないことですが、地方に住み続けているだけでは地方の良さは本当の意味で理解することは一生ありません。
あなたは今、地方の良さを本当に理解していますか?
自分の住んでいる街以外で生活したことがない人は、そもそも「地方に住んでいた方が良かった!」と思うことはありません。
地方に住んでいれば、その快適な環境に「満足」していることでしょう。
しかし、当事者はその環境に本当の意味で「満足」していることにすら、これから先、ずっと気付くことはありません。
「満足」していることに気付けるはずがないんです。
「地方が良かった」というのは、比較する対象があってこそ、自信を持って言えますし、その比較対象が「大きな経験をした」、「自分は辛い環境で頑張ってきた」という結果により起こるもの。
地方から都会に住んで体験したこと、それを言葉に発して、発信することに意義や意味があること、さらにはその経験を活かして何か行動を起こすこと、それらがあなたの経験の集大成なのです。
それに気付かず、30代・40代と歳をとってしまって、「あの時、色々と経験しておけばよかった」と思っても後の祭りです、一生後悔することになってもおかしくありません。
東京に住むことによって地方の良さを認識すること、再認識すること。
そこから得られるビジネスの道、素晴らしい考えを持った人と出会うチャンス、自分のライフスタイルの幅をものすごく狭めてしまう可能性があります。
それこそが、一番のデメリットなので、地方に住んでいることが悪いことだとは言いませんし、人それぞれ理由があることでしょう。
しかし、多くの経験を積めない環境は、プラスにはならないので少しでも興味があれば、今いる環境を置いてきて、東京で色々経験しましょう。
地方が恋しくなれば帰ればいいですから、その時また考えれば、方向転換もすぐに出来ますし、地方に戻りたいと思えば戻ることも出来るのです。
大都会に来れば嫌でも理解することが出来る「地方の良さ」、いつも恵まれた環境で生活していたのだと思い知らされます。
東京は選択肢が多すぎる
自分にとっての選択の正解を瞬時に見極め、すぐに選ぶことが出来ますか?
そして、決断を迫られた時に納得の出来る答えが出せますか?
決断できないことも多々ありますし、決断できたとしても、なかなか踏ん切りがつかなかったり思ったよりも時間がかかります。
そして、選択肢の多いことで損をすることも多く、「選択を間違えてしまった」と感じた時には落ち込んだり、悩んだりもするでしょう。
間違った方向に進んでしまえば、それだけ軌道修正が難しくなるのも事実でして、選択肢の数は文句ない量ですが、優柔不断の方はとても大変な街だと言えます。
優柔不断の人だけに言います!住むと決めた時には、目的意識を高く持って住んでください。
私も優柔不断で大変な思いをしていますから、優柔不断の人の気持ちが分かるのです。
選択肢が多いということ自体はメリットですが、過剰なまでに選択肢が多いのも問題点ですので、東京に来る際には「何かの目的」を持って住むことをおすすめしたい。
東京は物価が高い
お金の価値を間違って捉えていませんか?
あらゆるものが高いのが正直な印象ですし、それが東京の現実です。
一覧にしてまとめてみました。
大体、地方の物価の1.5倍~2倍の感覚だと考えてください。
- 家賃
- 食費
- 生活雑貨
- 衣類
- 家具・家電
- 飲食代
- 交際費
私は未だに、100円ショップにお世話になってます。とっても便利!
生活雑貨は100円ショップで買いましょう。
あと食費の中で、もやし、納豆、卵だけは、そこまで物価に変動はありません。
お金の管理が特に大変。
物価が高いということは、人が大いに密集していることでもあるので、一概にデメリットと言うことは出来ませんが、生活が困窮するという点ではデメリットの方が強いでしょう。
東京に住もうか迷っている人、まとめ
東京に住もうか迷っている人は、住んでみてから進退を考えても遅くありません。
今の主観的考えを東京に来ることによって、客観的に見られます。
比較対象で東京ほど、ぴったりな場所はありません。
地方で暮らすことが精神的に楽なのは分かりますが、都会で暮らすことは人として、成長できる大きなチャンスです。
そして、何事もチャレンジしましょう。
実際に東京抜きにして考えてみても、数ヶ月、1年と地方を離れた人は、人生経験豊富です。
人生経験の深さは地方にいても、どんどん深められますが、人生経験の幅はどうしても狭くなってしまうのです。
地方に留まっているだけでは、見聞を広げることも出来ず、世間知らずのレッテルが貼られてしまっても仕方がないのかもしれません。
経験を積むことにより視野が広がり、考え方も変化していきますのでやることが有意義な時間を過ごす大切なプロセスだと私は考えています、やらないで後で損するんだったらやってみてから後悔した方が幾分ましです。
最後に持論ですが、迷って何もしないと本当に何も始まりません。実際やってみて、やってみたけど合わなかったな!と経験してから、自分のこれからの進むべき方向性を熟考しても遅くはないのです。