※ネタバレを多く含んでいるため、コミックで漫画を読んでいる方はご注意ください。
ワンピースの世界にのみ存在している特殊な能力を秘めた「悪魔の実」というものがありますが、この悪魔の実の力がワンピースの醍醐味で象徴的な果物です。
悪魔の実がどこにあって、誰がどのように手に入れているか、どのように栽培されているのか？そもそも栽培という概念で、作り出すことが出来るのか？その辺も未だに謎に包まれている点です。
それでは今から悪魔の実とはどんなものなのかをお話していきますね。
Contents
悪魔の実とは一体どんなものなのか？
悪魔の実は「海の悪魔が姿を変えたもの」とされており、食べた者は恐ろしい能力を身に付けることが出来ます。
一般人には悪魔の実の存在すら、あまり知られていないので謎に包まれているものです。
悪魔の実はいくつかの種類に分かれており、食べる実によって得られる能力も様々。
悪魔の実が何かというと食べることで、その実に含まれている特殊な能力に目覚めることが出来るのですが、その反面、海の中で強制的なカナヅチになってしまったり、海の力が含まれているもの（海楼石や海楼石の手錠）に触れたら、能力が封じられてしまい、ほぼ身動きができなくなるという、特殊な力を秘めた果物です。
能力者は海に嫌われてしまうので、海上での戦いは常に海に落ちないように戦うという、ハンデを背負って戦闘をこなさなければならず、大きな能力の代わりに代償も大きいのです。
- 悪魔の実を食べた者は海に嫌われ、「カナヅチ」になってしまう
- 海楼石などの海の成分を含んだものに触れることにより、能力が使えなくなってしまい、動けなくなるほど弱体化をしてしまう
- 2種類以上の悪魔の実を食べると死んでしまう
悪魔の実の大きな謎
ワンピースが連載開始してから、多くの悪魔の実が登場してきましたが、その入手法や栽培法、能力の種類、能力の効果など全てが公開されておりません。
①悪魔の実で同一の実は世界に1つしかないらしい
出典：https://onepiece-log.com
悪魔の実は能力を有している能力者が死ぬと世界のどこかに復活するという、謎の現象が起きるのです。
つまり、Aという能力を持った悪魔の実があったとして、そのAという実を誰かが食べた瞬間にAの実はこの世に存在しなくなる？できなくなる？ということになります。
世界に2つとない悪魔の実なので、取引に使われることも多く、高額な値段で取引されています。
ワンピースの世界では何億ベリーとかですが、日本円に換算すると1億円とかってことなんでしょうね、1億円の果物とかを想像するとどれだけ貴重な果物かが分かってもらえますね。
悪魔の実の誕生と同一の能力が誕生しないという事実には、何か人の手で人為的に操作している感があります。
もしかしたら、悪魔の実は栽培という形ではなく、製造という形で作り上げることが出来るのかもしれません。
②悪魔の実は栽培されているのか？それとも製造されているのか？
全世界に多数散らばっている悪魔の実ですが、どのように世界に散らばり、どこで作られているのか、どんな場所で誕生しているのか、全てが謎に包まれている大きな謎です。
シャンクスがゴムゴムの実を持って、ルフィがいる町に滞在していた時にルフィが誤ってゴムゴムの実を食べてしまったことがありましたよね？
ワンピース1話からの謎なのにも関わらず、悪魔の実の情報が明かされていないのは、そこに重大な事実と伏線が隠れているからなのではと、私は考えています。
1話でルフィがゴムゴムの実を食べたことにより、それ以降の物語にゴムゴムの実が出現した事実も一切ありませんでしたし、今もなお連載している中で似ている悪魔の実は存在したとしても、実際に同種同一の悪魔の実はありませんでした。
その同じ実が存在しないという事実は理解できたのですが、どうやって2つ目以上が存在しないようになっているのかが、明らかになっていません。
その仕組みが一切明らかになっていない点がすごく気になりますね。
③悪魔の実の能力が引き継がれる謎
悪魔の実を食べて、実際に体のどの部分に能力が伝達されるのかは未だに解明されておりません。
悪魔の実の成分が体のどこかに入り込んで、人間という体のどこかに蓄えられているとは思うのですが、実際に心に宿っているのか、魂に刻まれているのか、思考や考え思いなど意志や気持ちに宿るのかは謎です。
心に宿るという説はブルックのヨミヨミの実の能力で、低くなりました。
魂に刻まれるという説も銃や武器に悪魔の実を食わせることが出来るということで、低くなりました。
最後に気持ちや意志に宿るというのは、一番曖昧なのですが、一番信憑性が高い説になります。
ロジャーが死の間際に言った一言に
- おれは死なねェぜ、相棒
この言葉から、ロジャーの肉体と魂は滅びてしまいましたが、意志や思いに宿ると解釈をすることで、この説は一番有力になるのではないでしょうか？
