「お母さんが読んでくれた絵本って1冊すぐに思い浮かびますか?」
絵本は0歳から5歳児までのものだけじゃありません。
子供の絵本で昔に返ったかのような気持ちになる、とり(@tori_tori01)です。
大人になってからでも、楽しんでもらえる作品が多いことをご存知ですか?
昔読んだことがある、絵本の魅力をお話したいと思います。
絵本って、そもそも何?
端的に言うと絵が挿し込んである書籍。
難しい言葉で表現すると「絵が挿し込んである書籍」になるのですが、昔の言葉では絵草子ともいいます。
もっと簡単に言うと絵を主体とした児童向けの本です。
絵本とは一般の書物とは違うみたいで、表紙から裏表紙までが絵で構築されている本のことですね。
子供の頃には、母親に何度も絵本を見せてもらったり、色々な昔話をしてもらったりして、布団に入るのが楽しみだった人も多いかと思います。
今でも感じるのが、子供の頃に読んでもらった絵本は、今になってもなんとなく覚えているもの。
遊びを楽しむ感覚で絵が挿し込んであり、大人や子供、年齢関係なく目で人を楽しませるという本質が私はとっても好き。
絵本の魅力って作者の描き方一つとってみても、独特なものが多いですが、絵自体の筆のタッチなんかはとっても温かいものが多いですよね。
大人も子供も夢中になる理由は、絵のような視覚的に楽しませてくれるものから、きているのだと感じます。
絵本の種類っていくつくらいあるの?
一覧にしてまとめてみます。
- 赤ちゃん絵本=0、1、2歳対象の絵本。
- 物語絵本=例)ぐりとぐら、おおきなかぶ。昔話や民話で人生の教訓もある。
- 知識絵本=科学絵本や図鑑、時計など、子どもに知識を与える。
- 言葉絵本=例)じゅげいむなど早口、落語。
- 写真絵本=季節、動植物などを写真で説明する。
- しかけ絵本=飛びだしたり音が出たりする。
- 点字絵本=バリアフリー絵本
もっとたくさんの種類があるのですが、創作絵本とか翻訳絵本とか積み木絵本とか…きりがありませんし、哲学的な書籍になりますので、簡単に有名な馴染みの深い絵本の種類だけまとめてみました。
対象年齢の本があるとこは、書籍だからちゃんとしていますよね。それでも、「大人の人が0~2歳の本を読んでいるのっておかしい」ということはありませんので、あなたも絵本を買ってみると、子供の時を思い出すかもしれません。
子供の頃は、飛び出してくる絵本に感動を覚え、何度も見開きした経験があるかと思います、そんな私たちだからこそ、今の子供たちにしっかりと絵本の楽しさを伝えていくべきなのでは?と思うのです。
絵本のはじまり、歴史は?
絵と言葉で表現されたものが絵本の定義であって、12世紀、13世紀に『源氏物語絵巻』、『信貴山縁起絵巻』、『鳥獣戯画』などが日本の絵本の源流、世界最初の絵本といわれています。
かなり昔の時代から、絵本という概念があったことに驚きです。
鳥獣戯画はNARUTOのサイが忍術で出していた、墨の忍術がいい例、読んだことない人はNARUTOを読んでみてください。
今の漫画は昔の絵本の発展した形ですよね。
絵本の起源がそんな昔からあるなんて、私は考えたこともありませんでした。
祖父母からも絵本を読んでもらったことがあるのですが、本を開かずに語り聞かせてくれていたので、人に馴染みやすく、記憶に残るものなのではないかと感じます。
童話と絵本はどう違うの?
「桃太郎」や「サルカニ」のような物語をよく知っていると思いますが、昔は「昔話」と呼んで、近年はこれを「民話」と呼ぶ人が多いです。
その他に「童話」ともいいますが、こちらは子供のために作ったお話というのを童話と言います。
桃太郎もサルカニも同じような気がしてしまいますね。
年代によっては、それぞれの呼び方がありますが、意味合いの違いはほとんどないです。
私のおじいちゃん、おばあちゃんは童話と言っていましたから、あなたの家族の方も、もしかしたら童話と言っているかもしれません。
まとめ
絵本といってもたくさんあって、現代の人たちが認識しているのは飛び出す絵本とか赤ちゃん絵本、物語絵本が多そうです。
機会があれば、本屋さんに立ち寄り中身を見てはいかがでしょう。
絵本の魅力に引き込まれて、ついつい買ってしまうかもしれませんよ。