一昔前にあったスラムダンクという漫画の作品を知っていますか?
もう、かれこれ25年ほど前の漫画になりますが、今でもその名言や作品の魅力が色あせないものだと考えています。
今回の記事は2000年代に生まれた人には馴染みのない、昔の漫画スラムダンクの桜木花道のことをお話していきます。
桜木花道って演歌歌手みたいな名前だけど?誰なの?
最初、この漫画を読み始めた時は演歌歌手かな?って思って読み始めたものです。
名前がそんな感じしませんか?
実際にこの漫画は、バスケットボールを題材とした漫画で、不良の桜木花道という学生が主人公なのですが、ある日バスケットを始めます。
バスケットボールのことを好きで始めたわけではなく、一目惚れした女性、赤木晴子のこと好きになり、彼女がバスケットを好きということで、桜木花道もかっこいいところを見せたくてバスケ部に入りました。
かっこいいところを見せたくて見栄を張る・・・でも、見た目は怖く不良ですが、心は純粋な主人公キャラですね。
今の漫画にはこういった不良キャラというものが、ほとんど存在せず昔の喧嘩が多く荒れていた時代に沿ったような作品です。
今の子供たちが見ると不思議な感覚で見始めるのではないでしょうか・・。
バスケットに徐々にハマって熱心に取り組む
桜木花道は何かを一生懸命やるような人物ではなく、喧嘩ばかりに明け暮れて、自分のやりたいことを見つけられない少年です。
そんな彼も徐々にバスケの魅力に取り付かれ、一目ぼれの女性に振り向いてもらうために始めたバスケも本人は途中まで気付きませんし、口では練習なんて面倒でやってられるか!という姿勢でしたが、持ち前の負けず嫌いが功を奏し、バスケット選手になっていきます。
負けず嫌いを煽って、バスケの練習をさせたキャプテンが上手かったというのもありますが・・本人もバスケを心底嫌いというわけではなかったようです。
身体能力は元々あって、どんな選手にも負けないくらいのタフネス、練習すればするほど覚えていく吸収力、膝や腰の柔らかさを生かした体の柔軟性やバネ、蓋を開けてみればびっくりするほど、バスケットの資質を兼ね備えていた逸材でした。
しかし、中学生の彼は喧嘩を多くしてきたおかげで、バスケ部を廃部に追い込むようなトラブルを持ち込んでしまったり、問題も多くある選手ですが、芯はとても熱い人物なので周りの人間が色々と彼のために助けてくれます。
ずっとバスケットに熱中し続けていく内、彼の中の暴れたい衝動や行き場のない葛藤などのエネルギーがバスケットに注がれていく様が、この漫画の最大の魅力だと感じます。
スラムダンクの名言やキャラ立ちがかなり濃い
桜木の目線で色々ストーリーが進行するのですが、周囲のキャラクターの魅力も相当高いです、名言なども多く描写されており、私も好きなのですが安西先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」という言葉が好きです。
私だけではなく、スラムダンクを好きな人であれば、この名言を知らない人はいないでしょう。
これはチーム内のメンバーだけが名言を持っているわけではなくて、敵チームにも色々な名言と呼ばれるセリフを言うキャラクターおり、ほとんどの登場チームに名プレイヤーがいたり、それぞれの個性をフルに生かしたバスケスキルを持っていたりと、魅力が詰まっています。
プレイヤー1人1人に味があって、個性が際立っており、見ていて飽きない作品になっています。
現代の学業や仕事に疲れた人に見てもらうのが一番ズンと響く何かがある作品で、心動かされる作品だと間違いなく言えます。
今回はここまでです。
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