本作品は、STEINS;GATEシリーズ4作品目で、1作品目のSTEINS;GATEの完全正当続編です。
結論から言えば、初代のSTEINS;GATEをプレイしてからのプレイを推奨します。
他にも2作品出ていますが、こちらのソフトはファンディスクと登場キャラクター別でのストーリーとなっており、また別の視点での物語となっていますので、ファン必見です。
今回の記事はSTEINS;GATE 0の見所やストーリーについてお話していきます。
STEINS;GATE 0をプレイする前に『STEINS;GATE』をプレイしておくのは必須です、シナリオや物語の展開が分からないことが多いため、続編のみのプレイは推奨出来ません。
Contents
STEINS;GATE 0をプレイする前に
通常のアドベンチャーゲームであれば、普通にどの作品からスタートしても大体楽しめるように作られていますが、STEINS;GATEシリーズに関しては少し違います。
ストーリーも繋がっていますし、各キャラクターとの人間模様も引き継いでいますので、1作品目のプレイは必須ですし、2,3作品目に至っては各登場キャラクターの人間味を深めるソフトになっていますので、STEINS;GATE 0を最も楽しくプレイするには全作品プレイするのが一番です。
初代STEINS;GATEをプレイするのは最低限必要ということです。
2作品目「比翼恋理のだーりん」、3作品目「線形拘束のフェノグラム」のプレイが必須というかというとそうではありません、
本作品を楽しむためには初代は必須で、あとはこの作品の良さに触れてからプレイしても遅くはありません。
ここから先『STEINS;GATE』をプレイしていない方は極力見ない方がおすすめです。
STEINS;GATEシリーズならではのシリアス展開満載
全体的に重く、重厚なストーリーを楽しめるのが今作の魅力でもあります。
初代からの続きということになりますので、世界線も引き継いだ状態で始まります。
この世界線は椎名まゆりが生き残り、牧瀬紅莉栖は死んでいるという前提の世界線で始まっているのが特徴です。
この二人のどちらかが犠牲になることでしか、未来へ進むことが出来なかった。
過去改変による惨劇や過酷な戦争を回避してようやく到達した世界線であり、牧瀬紅莉栖が犠牲になった世界でもあります。
最終的には2人が同時に助かる世界線を求めていくのが、物語の本筋になりますし、最終目標となりますが、本作品はそれの前段階からのスタートというあらすじ。
主人公の岡部倫太郎は心も体も疲れ果ててしまい、性格も見た目も口調も全て変わってしまっています。
物語の展開は新たな技術・新たな仲間で進んでいく
主要登場人物はほぼ変わりませんが、牧瀬紅莉栖だけは物語には登場してきません。
回想シーンや過去へタイムリープした時に少し出るくらいで、物語の本筋には関わっていません。
世界線はアルファ世界線を脱出し、ベータ世界線からのスタートとなり、世界線の収束という大きな壁の前に屈し、牧瀬紅莉栖の救済を諦めてしまいました。
そんな中、平凡な大学生活を送り、ラボからも足が遠のいています。
原作をプレイした方は分かると思いますが、主人公の雰囲気や性格、声のトーンまでもが別人になっており、がっかりする人も多いですが、これが現在の彼の姿です。
新たな登場人物がキーマンとなり、新たな陰謀や未来が展開されて、最悪な世界線に向かう描写が本作品のメインルートです。
トゥルーエンドやバッドエンドの分岐も豊富
登場キャラクターが増えることによって展開もそれぞれのルートが存在するようになるので、色々な分岐が存在しています。
もちろん、トゥルーエンドもしっかり用意されていますが、今回クリアしてもエンディングは続編に続く感じで〆られています。
この作品をクリアしても次回作が必ずあるという終わり方をしているので、STEINS;GATEシリーズならではの伏線がたくさん散りばめられているため、全ての分岐をしっかり楽しめる構想になっています。
STEINS;GATEシリーズの最新作ではありますが、立ち絵が一部描きなおされているため違和感があるところはありますが、満足いく作品であることは間違いありません。
プレイしたことない人のために伏せながら、シナリオや世界観、ストーリーを簡単にご紹介しましたが、実際にプレイしてみると今までの作品とは違った雰囲気を纏った作品で新しい面白さがあると思います!